宮崎阿波岐原に御池(みそぎ池)がある。
身の穢れ、罪を清めたと伝えられる池である。

毛枯れで、ノラは悩んでいた。
年の性もあるのか。
一人、いや一匹で方策がないか思案していた。
毛はえ薬と、マッサージは毎日のように。
しかし、効果はなかった。
パソコンで”けがれ”を検索していたら、
地元にみそぎ池があったので列車に乗りやって来た。

これでYatto毛が生えてくる。
ここが、御池(みそぎ池)でヤンす。
チョウチョトンボがひらひらと飛んでおりやした。

睡蓮の花もきれいに咲いておりやした。

禊ぎ御殿がありましたんで、拝んできやした。
そして、みそぎ池で足さ、洗ったんでがんす。
そしたら、甲羅干しをしていたカメがいいやがったんでガンす。

おまえさんの毛枯れは、無理無理って。
川ガメは嫌いだ。
だから、悲しくなって、帰ったらハム太郎に相談したんでガンす。

可愛い目をしながら、ハムはいいやした。
心配しないで、ひまわりでも食べたら。
明日は明日。どうにかなるよ。
でも、どうにもなんめぇ。と、ノラ吉は思った。
毛枯れは、なおんねぇ。誰がなんと言おうと、なおんねぇ!
全身を短く切って目立たなく。これがいい。
うん、そうしよう。







この縁側の、日の当たる場所がひなさんのお気に入りの場所だったんでがんす。


















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